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エアコン引き取りを依頼する方法5選!リサイクルの仕組みと処分費用も解説

2023年08月29日

「エアコンは粗大ごみとして出せるの?」
「処分するにはどれくらいの費用がかかるの?」
そう悩んでいる方も多いでしょう。

そこで今回はエアコン引き取りを依頼する方法と、処分費用を中心に解説します。
エアコンの処分で困っている方は本記事をぜひ参考にしてください。

エアコン引き取りを依頼する方法5選!リサイクルの仕組みと処分費用も解説

エアコンの引き取りは粗大ごみとして出せる?

エアコンを処分する際は粗大ごみとして出せません。
エアコンに限らずテレビ・洗濯機・冷蔵庫なども同様、これらの家電製品は家電リサイクル法によって処分方法が決まっています。
家電リサイクル法とは大型家電に定められている法律であり、リサイクルを推進するために制定されました。

具体的には使えなくなった家電を回収し、リサイクルします。
加えて活用できるパーツを家電から取り除けば、減量できるメリットもあるのです。
このような取り組みや利点があるからこそ、エアコンは粗大ごみとして出せません。

エアコンのリサイクル券と処分費用

エアコンの引き取りを依頼する場合は様々な方法があるものの、共通するのはリサイクル券の発行です。
リサイクル料金を支払い、リサイクル券を発行すると処分対応してくれます。
リサイクル料金の支払い方法は「料金販売店回収方式」「料金郵便局振込方式」の2種類があります。

料金販売店回収方式は販売店へ処分の依頼と合わせ、リサイクル券の発行もお願いする方法です。
販売店へ料金を支払えば、リサイクル券をわざわざ買いに行く必要はありません。
一方、料金郵便局振込方式は自ら郵便局へリサイクル券を購入しに行き、業者へ家電を持ち込みます。

尚、リサイクル費用は「リサイクル料金」+「収集運搬料金」で構成されています。
一般的にリサイクル料金は990円、収集運搬料金が550~1,650円、合計1,500~2,000円となるケースが多いです。

エアコンの引き取り方法5選

続いてはエアコンの引き取り方法について解説します。
買い替え・処分のみによって引き取り方法も異なるため、自分に合った対処法で進めていきましょう。

家電量販店での引き取り

家電量販店での引き取りが最も一般的かもしれません。
引き取りを依頼する場合、新しいエアコンを購入するケースが多いでしょう。

その場合、設置と同時に古いエアコンを引き取ってくれます。
リサイクル券を郵便局まで行って購入する手間がなくなるのは大きなメリットです。
ちなみに高価ではあるものの、買い替えではなく処分のみでも対応してくれます。

購入店舗での処分

処分のみを希望する場合、購入した店舗で処分依頼する方法もあります。
例えば街の電気屋さんやホームセンターで買ったエアコンを処分依頼すると、一般的な価格よりも安くしてくれるかもしれません。
手続きは店舗で料金を支払うだけ。
家電量販店での引き取り同様、リサイクル券を郵便局で購入する必要はないです。

自治体の回収業者へ依頼

エアコンの引き取りは自治体でも行っています。
電話一本で回収しに来てくれるため、家電量販店や購入店舗まで足を運ぶ必要はありません。

その代わり、郵便局へのリサイクル料金払い込み作業が発生します。
エアコンメーカー・品目・リサイクル料金などを記入し、費用を納めるのです。
万が一、わずらわしいと感じる場合、家電量販店や購入店舗での引き取りを依頼しましょう。

指定引取所への持ち込み

指定引取所とは家電リサイクル事業を手掛ける企業です。
エアコンを引き取り、金属や配線を加工して販売します。

処分希望者と企業双方に利点があるのも大きな特徴でしょう。
リサイクル費用の「運搬料金」が発生しないため、安く収まるのがメリットです。
エアコンの取り外しができる方や、運搬車両を所持している方におすすめの引き取り方法と言えます。

リサイクルショップやオークションサイトを利用する

エアコン引き取りで「料金をかけたくない」「できれば買い取ってもらいたい」と希望の方はリサイクルショップやオークションサイトを利用してみましょう。

年数や使用状況によっては買い取ってくれる可能性があります。
リサイクル料金がかからないどころか、代金が手に入るメリットも。

ただし、取り外しや発送はすべて自分自身で行わなければいけません。
リサイクルショップやオークションサイトを活用する場合、作業に慣れている方とともに行っていきましょう。

まとめ

現在使っているエアコンが不要となった場合、処分の仕方が分からない方も多いでしょう。
一般的に買い替えの場合は家電量販店へ依頼すれば、新しいエアコンの取り付けと同時に引き取ってくれます。
処分のみのケースは自治体やオークションサイトで依頼するのもおすすめです。
処分方法と費用をあらためて確認し、自分に合った方法で引き取りを依頼していきましょう。